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レーザーポインターの電池寿命

意外なほどに製品毎に異なるレーザーポインターの電池の寿命

あなたは電池の寿命と言うのは気にする方でしょうか?

電池で動く電気製品は、若しも電池が切れたとしても新しい電池を入れ替えるだけでまた動き出します。
そして今や一般的な電池はコンビニなどで簡単に入手する事が可能です。

確かにプレゼン中などに切れてしまったら大変な事になりますし、オフィスから出てわざわざ買いに行かなければならないとなれば大変面倒です。

だから折衷案として買い置きをしておけば良い訳ですが..。

電池寿命が変わる要因

同じ電気製品で使用したとしても、アルカリ乾電池なのか、マンガン乾電池なのかでも実際の電池寿命は変わってしまいます。

更に、

  • 電池のメーカーやブランド
  • 使用状況:On/Offのサイクル
  • 使用環境:温度や湿度など

これらが変われば電池寿命は変わってしまいますので、一概に電池寿命を定義するのはなかなか難しい訳です。

乾電池の電池容量について

乾電池はIEC60086を基にした日本のJIS C8515では、そのサイズや公称電圧などは決まっているものの、電池容量に関しては特に制限が有りません。

一般的に充電池には1,000mAh(ミリアンペアアワー)などの電池容量の表示が有りますが、乾電池は使用する機器が必要とする消費電流に因って取り出せる電池容量が変わると言う特性が有るので、単純に電池容量を記載する事が出来ないのです。

Wikipediaによりますと、アルカリ乾電池の電池容量は、

    • 単1形、12,500 – 17,000mAh
    • 単2形、5,700 – 7,700mAh
    • 単3形、2,000 – 2,700mAh
    • 単4形、850 – 1,300mAh
    • 単5形、650 – 900mAh

が目安と言う事で、やはり結構な幅が有る事がわかります。

レーザーポインターの電池寿命は言った者勝ち

そもそもレーザーポインターに対する電池寿命と言うのは、特に定義されていないので言った者勝ちと言うのが現状です。

大抵は連続点灯使用での仕様値だと思われますが、これがOn5分 – Off10分などで休み休みやっていれば電池寿命は何倍にもなって当然です。

また電気回路次第ですが電池容量が少なくなっていくと段々とレーザーの光が暗くなっていくのが普通です。
若し暗くなったとしても、それを未だ見える!と言い張れば電池寿命は長くなってしまいます。

更にどのような電池を使用しているか、使用環境なども統一しないと比較する事は出来ないので..言った者勝ちと言えるでしょう。

レーザーポインターの電池寿命を伸ばすパルス仕様

今迄のレーザーポインターのレーザーは、CW(Continuous Wave:連続波)のものばかりでした。
このCWとはレーザー光が途切れる事無く、出っ放しになっているタイプです。

しかしながら最近はパルス(Pulse)のタイプも出て来ました。
パルスのレーザー光の安全管理には特別な検査機器が必要な事もあり、今まではコストが高くなってしまうので避けられていたのでした。

因みにパルスのレーザー光では目に見えない周期でレーザー発振のOn / Offが繰り返されているので、照射したまま素早く手を振るとレーザー光が破線状に見えて来るので簡単に判別する事が可能です。

CWは常にOnなので常に電気が消費されてしまいますが、パルスでは電気が消費されないタイミングもあるので電気消費が少なくなり、その分の電池寿命が長くなるのです。

人の目に見えない上手い周期で調整すると、今迄の何十倍もの電池寿命のレーザーポインターが出来る様になって来ているのです。

レーザーポインターの電池寿命のまとめ

電池自体の曖昧さ、そしてレーザーポインターに対する電池寿命の言った者勝ち感、わかっていただけましたでしょうか?

正直、CWの赤色光レーザーポインターの電池寿命はどれでも大差は有り得ないと考えています。

一方で消費電流が高いCWでDPSSタイプの緑色光のレーザーポインターは、製品次第で電池寿命の実力は大きく異なっていたのは紛れもない事実です。

しかしながら今やダイレクトタイプの緑色光レーザーポインターが出て来て、更にパルス化も出来ますので..本当に単純に比べる事が難しくなって来ています。

結論的には言った者勝ちに惑わされず、個体差もあるでしょうから、十分な試料数で同じ条件にてきちんと比べなければ何とも言えない..ですね、残念ながら。

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